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たくさんの道草と、ものづくりの合間の独り言。
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この夏も、茨城・古河の花火を見てきた。自宅を何かと開放してくれる友人の元に集まって泊りがけでの夏遊びだ。合宿に似た簡単な集まりと言えども宿泊となるとそのご家族との予定などで難しいけれど、彼女の解放具合は、私の友人の中では群を抜いている。家のそれと人としてのそれには、きっと共通点があると思う。
古河は、関東圏にありながら未だ知る人ぞ知るスポットで、利根川の、ゴルフコースになっている広大な河川敷からは都会では見られない大玉が上がる。その理由は、空。見渡す限り文字通りの大空に、今年は三尺玉が3つの2万5千発!
視界いっぱいに広がる光。思わずのけぞってしまいたくなる位の大きな輪。なんとも言えない、夏の夜のひと時。


私が花火が球体であることに気が付いたのは大人になってからで、それまでは”いつも正面から見れてラッキー”と思っていた。ちらっと調べたら平面で広がる花火もあって、かつてヨーロッパでは貴族など権力者が上げていたので、居城から民衆の見ている方向に広がるだけで良かったから、とあった。日本の花火はどうだろう。ずっと球だったんじゃないかな。なんとなく、季節やご先祖を思う夏祭りと花火師の心意気を足してそんな想像が広がる。

翌日は恒例行事のBBQ。サラダや酒のつまみを作って、お肉を焼いて、あんまりこだわらずに好き好きに食べるスタイル。だって外で食べるだけで楽しいし美味しいんだもん!笑いのあるリラックスした時間があれば、それで十分だったりするのだ。

帰宅もワイワイ賑やかに電車の旅を満喫。都心から1時間ちょっと離れた場所にはオアシスがあって、それを楽しめる素敵な時間が持てて、幸せだなあと思う。
土日に連絡をくれた今苦境に立たされている友人達が、今の視点の外にある幸せを見る気分になれたら、今度会う時には何か楽しいことをしたいなと思う。
大丈夫、人生は禍福を糾う縄のようなものなんだから。

  

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HN:
TOBARU SHOKO
性別:
女性
職業:
Creator
自己紹介:


フリーランスのジュエリー作家から調理の世界に寄り道後、アートのクリーエーションに魅了されて現在に至る。
育児支援施設にて親と子を対象とした造詣教室「親子でアート♪」を手掛ける他、下手の横好きで書きモノも少し。
アクセサリー制作は作家の補助、
初心者対象の教室、趣味での制作、など。
ちなみに画像は家宝のPIRELLI Calendar 96 by Peter Lindberghより。
okinawa出身。

                 
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