”Roxette覚えてる?”
ミネソタの友人がそう言うので、今日は頭の中がロクセットで一杯になってしまった。もちろん！覚えてるし、即効で”na na na na na♪”というメロディーが頭の中に流れた。同い年だと、国が離れていても聞いてる音楽は同じなんだな。
高校の時に流行ったアーティストを列挙してみて、アメリカ以外の人も結構いることに気が付く。Dead or Alive,Pet shop boys,Culture club,Rick Astley,kylie minogue,A~ha...
うああ～懐かしすぎ…。

まだDISCOが元気で、バイトしていたレコード屋（そう！レコードも店の隅でちゃんと扱っていた！）には、MAARSの"Pump up the volume"やSalt n pepaの”Push it"系の曲の問い合わせが結構あった。時には鼻歌の電話もあって、今思うと良く答えられたなーと我ながら感心する。ラジオが好きで、道路を1本挟んで普天間基地と隣り合う実家に入る米軍放送のFENを良く聞いていたから、自然と覚えたのかも。
FENは曲の途中でブツッと切れることが多くて、繋ぎも荒くサビの部分でしょっちゅう軍のインフォメーションが入った。まあその為の電波だろうから仕方ないけど、友人とぶーぶー文句を言ってはFMに変えた。軍のPay dayには、バイト先に”買えるだけ買うんだ”と10枚20枚とまとめ買いする新兵が来たのも懐かしい。誰それのあれが欲しい（覚えているのはWhite Lione）とリクエストがあったり、好きなバンドは棚にあるだけ買ったり。アメリカが恋しくて、せめて曲だけでも故郷を求めていたんじゃないかなーと思う。

’80～’90が高校生で羨ましい、と言われたことがある。確かに音楽は面白かったかも。色んなジャンルがあってバブリーで混沌としてて、元気だった。


当時のアイコンのひとり、整形しすぎて今は見る影も無いピートに捧ぐ…。