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たくさんの道草と、ものづくりの合間の独り言。
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fbで茨木のり子女史の詩を目にしました。

”自分の感受性くらいじぶんで守れ、ばかものよ”
と締めくくられるそれを、心地の良い訓戒と私は受け止めました。


ネットですぐに検索して発見した
”みずうみ”という詩、何度読んでも心に突き刺さります。


…深く青い湖をかくし持っている人は
話すと分かる 二言 三言で

それこそ しんと落ち着いて
容易に増えも減りもしない 自分の湖
さらさらと他人が降りてはゆけない魔の湖

教養や学歴とはなんの関係もないらしい
人間の魅力とは
たぶんその湖のあたりから
発する霧だ… 



母の目線でこどもらを読んだ詩の一節です。
母であるのり子氏は確実に持っていたでしょう、湖を。

私の母にも、確かにありました。
深く深く、藍のように青い湖でした。
思い返せば、父も持っていたように思います。

品格、という言葉が流行った時期がありましたが、
あの頃、本を立ち読みしても、ネットで色んな解釈を目にしても、なんだかしっくり来ませんでしたけど、
私にとっての”品格”は、この湖なのかも。
そう思います。


その品格を持った二人を受け継いで、
私は持つ事ができるだろうか…??
霧の立つ静かな湖を?


そして気づいた事がもう一つ。
私に取っての心の溶剤は、「詩」みたいですw

泣きたくなったら 茨木のり子。
…怒られちゃいますかねw







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Profile
HN:
TOBARU SHOKO
性別:
女性
職業:
Creator
自己紹介:


フリーランスのジュエリー作家から調理の世界に寄り道後、アートのクリーエーションに魅了されて現在に至る。
育児支援施設にて親と子を対象とした造詣教室「親子でアート♪」を手掛ける他、下手の横好きで書きモノも少し。
アクセサリー制作は作家の補助、
初心者対象の教室、趣味での制作、など。
ちなみに画像は家宝のPIRELLI Calendar 96 by Peter Lindberghより。
okinawa出身。

                 
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