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たくさんの道草と、ものづくりの合間の独り言。
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今日の親子アート教室は、初の生もの、生花を使ったブーケ作りでした。今回は遅まきながらの母の日に掛けて、子育て奮闘中のお母さん達にリラックスしてもらおうと考えたアートです。
お花は、赤のカーネーション、ピンクのアルストロメリア、小さな白い菊、一見ふわっとした緑だけれどよく見ると2ミリほどの小さな星型のお花がたくさん集まった名脇役、の4種。それぞれ10~25本の束になっていて、かなりのボリュームです。
 
まず最初は、落ち着いていられない子どもたちのお花作りから。フエルトの花弁に付いた毛糸を引っ張って、お母さんと一緒に形作っていきます。今回青系の生花を購入できなかったので、フエルトに急遽水色を加えて、赤、橙、桃、水色の4色にしました。
生のもの、しかもお花の癒し効果はバツグン。最近はお花にゆっくり触れることもなかった、と喜んでいただけました。笑顔でもの作りをしている姿は見ている側も和みます。奇遇にも参加のお母さんの中にフラワーアレンジメントを勉強されていた方がいらっしゃって、形作りのコツや水上げ工程など、声を掛け合いながらお母さん中心の和気あいあいとした楽しい時間となりました。

  
帰宅途中の花屋で似たような内容のブーケを見かけましたが、なんと@¥2,100。数百円でできたこと、加えて今回から念願だったチェキ!の写真をプレゼントできたことで、私も大満足なアートでした。

そして帰宅途中の収穫がもうひとつ。
舞台演出家の宮本亜門さんを特集したBIG ISSUEを購入!
亜門さんは現在、念願のロングラン公演「ファンタスティックス」のためにロンドンにいます。記事は、そこにどう導かれたのか、そして舞台の構想など舞台人としての亜門さんはもちろん、人間を観察し、切り取って、人間そのものを愛する演出家:人間/宮本亜門の姿がここにも書かれています。
私が初めて亜門さんにお会いしたのは、忘れもしない7年前、恵比寿の焼肉店でのことでした。あの時、単なる一般人の私の言葉全てに興味を示し、”どうして、なんでそう思うの、考えるの?”とキラキラお目めで質問攻めに会い、これか!だからこそ演出家なんだな!と激しく衝撃を受けたことを覚えています。(オヤジなキャラクターであると見破られたのも衝撃的でした…)。あれから何度も亜門さんの舞台を観ていますが、その度に涙を流して感動してしまうのは、描き手が人間を愛しているからこそだ、とそう確信しています。亜門さんの舞台は、心身共にリセットさせてくれる、大きくて静かで騒々しくて、質問攻めにしつつも全てを包み込んでくれる、建物みたいな存在です。
ぜひ、この BIG ISSUE で、もっとたくさんの人々にそんな亜門さんに出会って欲しいと思います。

併せてティム・バートンの特集号も買っちゃいました。今日は5時半起きだったのでもうねむねむですが、ビールと、つまみに煮込んだ手羽元をほおばりつつ、楽しく読んで楽しく夢を観たいと思います。

ああ…ファンタスティックスを観にロンドンに行きたいなー!!



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Profile
HN:
TOBARU SHOKO
性別:
女性
職業:
Creator
自己紹介:


フリーランスのジュエリー作家から調理の世界に寄り道後、アートのクリーエーションに魅了されて現在に至る。
育児支援施設にて親と子を対象とした造詣教室「親子でアート♪」を手掛ける他、下手の横好きで書きモノも少し。
アクセサリー制作は作家の補助、
初心者対象の教室、趣味での制作、など。
ちなみに画像は家宝のPIRELLI Calendar 96 by Peter Lindberghより。
okinawa出身。

                 
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